海自ヘリ、ボルト落下か 京都所属機、館山経由後に

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部品が紛失した京都・舞鶴の海自第23航空隊所属のSH60K型哨戒ヘリコプター。右下は紛失したものと同じ形状のボルトとワッシャー(いずれも海上自衛隊第21航空群提供)

 海上自衛隊第21航空群(館山市)は14日、京都府舞鶴市の海自第23航空隊所属のSH60K型哨戒ヘリコプターから、ボルトなど部品の一部が紛失したと発表した。飛行中に落下した可能性がある。被害の報告は入っていない。

 同群司令部によると、機体左側に設置された潜水艦探査用機器のカバーの固定に使用される鉄製ボルト1個と、ボルトの緩みを防ぐアルミ製とステンレス製の座金3個がなくなっていた。ボルトは長さ約3センチ、幅約1センチ、重さ約10グラム。座金は重さ約0・1~0・4グラム。

 同航空隊は13日に、舞鶴飛行場と館山飛行場を往復する訓練を実施。舞鶴で訓練前点検した際にはボルトと座金は付いていた。館山に着いた際、搭乗隊員による外観点検では、ボルトの有無は確認されていない。舞鶴に戻って点検し、紛失が分かった。

 ヘリは京都や滋賀、名古屋、静岡、三重の上空750~3300メートルを飛行していた。同隊は経路上の各自治体に通知している。

 同航空隊の西尾透司令1等海佐は「周辺住民のみなさまに大変な心配をかけている。早急に原因を究明し、再発防止に努める」とコメントした。