千葉市が控訴 「飲酒運転」免職取消訴訟

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 飲酒運転をしたとして千葉市から懲戒免職処分を受けた元市職員の20代男性が処分の取り消しを求めた訴訟で、市は13日、処分取り消しを命じた千葉地裁判決を不服として、東京高裁に控訴した。

 元職員は2015年、南房総市白浜町で酒気帯び運転で物損事故を起こした同僚男性=懲戒免職=の車に同乗。同僚らの証言から市は、元職員も飲酒し、事故を起こす前に車を運転していたとして懲戒免職にした。市人事委員会も元職員の飲酒運転を認定した。

 翌年、元職員は「飲酒運転をしていない。急性アルコール中毒となり運転するのは困難だった」と主張し提訴。市は、復職を前提とせずに処分を取り消す和解案を示したが不調に終わり、千葉地裁は今年10月、「飲酒運転した事実は認められない。処分は重過ぎる」などとして処分取り消しを命じた。

 市コンプライアンス推進室は「元職員が飲酒運転をした事実が認められず不服。主張が認められるようにしたい」としている。