退去命令のフィリピン国籍男が逃走 成田空港、警備隙つく

  • 0
  • LINEで送る

 25日午前10時20分ごろ、成田空港で入国を許可されず退去命令を受けたフィリピン国籍の男(43)が、空港内の東京入国管理局の出国待機施設に移動中、同行の警備員の隙をついて逃走した。県警などが行方を追っている。

 入管によると、男は同日午前6時15分ごろ、格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパンの旅客機で、マニラから成田空港の第3旅客ターミナルに到着。入国審査で渡航目的や滞在先が曖昧だったことなどから、退去命令を受けた。

 その後、ジェットスター・ジャパンから委託を受けた警備員2人が、男と、退去命令を受けた別のフィリピン国籍の男性を出国待機施設がある第2旅客ターミナルに車で連行。降車直後、警備員1人が運転席に残り、同行が1人になった隙に、男が同ターミナル1階の入り口付近で逃げた。

 入管によると、退去命令を受けた者の移送は航空会社が行う。入管は「警備員1人で2人を移送する態勢になったことは不十分」とし、再発防止を求める。

 ジェットスター・ジャパンは「ご迷惑をお掛けし、おわび申し上げます」とコメントしている。