不明当日、姿見せず 松戸市長、「新たな不安抱えた」 我孫子女児殺害

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 通学路でほぼ毎日、児童の見守り活動に従事していたという渋谷容疑者が、リンさんが行方不明になった24日朝、普段見守りのために立っている場所に姿を見せなかったことが分かった。松戸市教委が14日夕に開いた緊急記者会見で明らかにした。県警捜査本部は容疑者の当日の足取りを捜査、見守り活動などを通じ女児を狙った可能性もあるとみて調べている。

 同市教委によると、渋谷容疑者は六実第二小の保護者会会長として登校時の児童の見守り活動や安全パトロールなどを行っていた。また、昨年6月以降は同市が委嘱する少年補導員として、20歳未満の青少年への声掛けなど非行防止活動も担当。先月末までに11回の補導を実施し、事件を受けて今月3日に行われた緊急パトロールにも参加していた。

 緊急記者会見で、本郷谷健次・同市長は「地域活動に携わっていた人で、大きな衝撃を受けている。逮捕の一報にひとまず安どしているが、多くの人が、新たな不安を抱えたのではないかと思う」と表情をこわばらせ、「これからどのように子どもを守っていくのか。手を打たないといけない」と強調した。

 六実第二小の伊東隆志校長は「今回の事件を受けて、学校として児童の大切な命を守るために、今後も安心安全に向けた対策を講じていく。落ち着いた教育活動が展開できるように学校一丸となって努めていく」とコメントした。

 渋谷容疑者が会長を務めていた保護者会は14日夕、会長の逮捕を受け、松戸市立六実第二小で緊急の役員会を開いた。松戸市教委は16日、同校で保護者説明会を開く予定。