2017年3月21日 10:17 | 有料記事
20日夜、千葉駅前で33年にわたり営業してきた百貨店、三越千葉店(千葉市中央区)が閉店した。開店前から約550人が列をつくり、店内は閉店まで買い物客でにぎわった。店外のライオン像前では写真を撮ったり、頭をなでたりして名残を惜しむ人の姿も。来店客や元従業員からは街のシンボルがなくなることを残念がる声に加え、市街地の空洞化を懸念する声が上がった。
20年以上、同店で働いていた同市若葉区の無職、田村ます江さん(76)は「辞めた今でも話しかけてくれる、いいお客さんがたくさんいた。今日は『ありがとう』を伝えに来た」と涙ながらに話し、最後の姿を写真に収めた。
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