補助金不正取得で佐久間市議を告発 成田市

  • 0
  • LINEで送る

 「成田市指定無形民俗文化財保存団体連絡会」の会長を務めていた成田市の佐久間一彦市議(48)が同市からの補助金約50万円を不正に取得していた問題で、同市は16日、業務上横領の疑いで佐久間市議を成田署に刑事告発した。同署は告発状を受理し、今後、佐久間市議本人に事情を聴くなど捜査を進める。

 市は同連絡会への補助金として2013年度から毎年度50万円、これまでに計150万円を支出。佐久間市議は昨年6月まで会長として資金を管理していたが、市への報告書に記載された活動補助費や事務費などは実際には未払いだった。佐久間市議は「数字上のつじつまを合わせるためにやった。現金は自宅で保管していた」などと説明していた。

 これに対し、市は「補助金を金融機関の口座から勝手に引き出し自宅で保管していた時点で不正取得に当たる」と判断。補助金全額を着服、横領していた疑いが強まったとして、同連絡会と協議した上で刑事告発を決めた。

 小泉一成市長は「告発は誠に遺憾。今回の事態を厳粛に受け止め、各種団体への補助金を厳正に審査、指導する」とのコメントを出した。