研修医を懲戒解雇 千葉大、準強制わいせつ

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 千葉市中央区の飲食店で20代女性に乱暴したなどとして千葉大医学部生の男らが逮捕された事件で、同じ飲み会で被害女性にわいせつな行為をしたとして、準強制わいせつ罪で起訴された千葉大医学部付属病院の研修医、藤坂悠司被告(30)について、千葉大は14日、懲戒解雇処分にしたと発表した。

 千葉大によると、藤坂被告が2月20日の初公判で、起訴内容を認めたことを踏まえて決めた。

 起訴状によると、医学部生と共謀し、被害女性が酒を飲み酩酊(めいてい)状態だったことに乗じ、わいせつな行為をしたなどとしている。

 千葉大は「人として、国民の健康な生活を確保する任務を負う医師としてあってはならないこと。二度とこのようなことが起こらないよう職員に対する倫理教育を強化する」とコメント。「事態を厳粛に受け止めて最も厳しい処分にした」とも強調した一方で、正式な記者会見は徳久剛史学長らの意向で開かなかった。

 処分の前提として同病院の調査委員会が行った関係者への聴き取り結果も、被害者保護の観点などから明らかにできないとした。

 上司の医師1人は、管理・監督責任で文書による厳重注意にしたという。

 千葉大は、同事件で起訴された吉元将也被告(23)と山田兼輔被告(23)=集団強姦(ごうかん)罪で公判中=、増田峰登被告(23)=準強姦罪で公判中=の医学部5年生3人についても、処分を検討中。