房総通リズム春の観光特集2024

地形複雑、標高低くても危険 千葉の登山

 「鋸山での遭難は普通はない」。公益社団法人・日本山岳会の三木雄三千葉支部長(66)は千葉県内有数の観光地での事故に驚いた。標高約330メートルの鋸山をはじめ、標高が低い千葉の山での登山を「標高が低く見通しが利かないため、自分のいる場所がわからなくなることがある」として「日本アルプスより危険」と指摘する。「千葉の山は地形が複雑で、標識も少なく、観光気分で登ると危ない。また、山が泥と石でできており、 ・・・

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