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夕景に舞った白い気球 思わず感嘆「きれい」 風船爆弾=一宮町= 【戦後70年ちば 第2部 モノが伝える】(19)

秦さんが寄贈した風船爆弾発射台のコンクリート片(睦沢町立歴史民俗資料館所蔵)
秦さんが寄贈した風船爆弾発射台のコンクリート片(睦沢町立歴史民俗資料館所蔵)
風船爆弾について語る秦さん=一宮町
風船爆弾について語る秦さん=一宮町
“満球”状態で浮上する風船爆弾=「幻の本土決戦房総半島の防衛第5巻」(石橋正一著、千葉日報社刊)より
“満球”状態で浮上する風船爆弾=「幻の本土決戦房総半島の防衛第5巻」(石橋正一著、千葉日報社刊)より

 「夕日に照らされた真っ白な気球がいくつも浮かんで、きれいだった。その時は何を積んでいるのか知らなかった」

 一宮町の塩作り職人、秦聖佑さん(83)は当時の様子を振り返る。

 気球に爆薬を付けて飛 ・・・

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