2015年8月20日 10:53 | 有料記事
秦さんが寄贈した風船爆弾発射台のコンクリート片(睦沢町立歴史民俗資料館所蔵)
風船爆弾について語る秦さん=一宮町
“満球”状態で浮上する風船爆弾=「幻の本土決戦房総半島の防衛第5巻」(石橋正一著、千葉日報社刊)より
「夕日に照らされた真っ白な気球がいくつも浮かんで、きれいだった。その時は何を積んでいるのか知らなかった」
一宮町の塩作り職人、秦聖佑さん(83)は当時の様子を振り返る。
気球に爆薬を付けて飛 ・・・
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