4年ぶりジンベエザメ 波左間海中公園で保護 館山で7匹目

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館山市の沖合にあるいけすで泳ぐジンベエザメ=16日、同市の波左間海中公園(同公園提供)

 館山市波左間の沖合で、ジンベエザメ1匹が定置網に迷い込んだ。館山の沖で見つかったのは4年ぶりで7匹目。近くの波左間海中公園で約2カ月間保護しており、ダイバーは泳ぐ姿を間近で見られる。

 同公園によると、13日午前6時ごろ、波左間漁協の定置網で泳いでいるのが見つかった。体長約4.5メートルの雄。12日に船を出した際はいなかったため、同日夜から朝にかけて黒潮に乗って入り込んだとみられる。

 ジンベエザメは沖合約300メートルに設置した直径50メートル、深さ6メートルのいけすに移した。体の左側に裂傷があるため、薬を付け治療しながら餌を与えている。高い水温で生息するため、同公園は水温が下がる前に放流する方針だ。

 同公園の荒川寛幸オーナー(79)は「ジンベエザメが東京湾に入って来るなんてめったにないので、うれしくて涙が出てきた。多くの人に見に来てもらいたい」と話している。

 館山の沖合では、2010年夏にジンベエザメ2匹が見つかり、その後、3年連続で計6匹を発見。今年5月には、幻の大型サメとされるメガマウスが定置網に入り込んでいる。

 同公園は午前9時~午後4時営業。要事前予約。予約や問い合わせは(電話)0470(29)1648。