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旭で鳥インフル確認 養鶏場 6万8千羽殺処分へ 千葉県内発生6年ぶり

 千葉県は24日、旭市の養鶏場で21日以降に死んだ鶏を遺伝子検査した結果、H5型の高病原性鳥インフルエンザウイルスを検出したと発表した。感染拡大を防ぐため、県は家畜伝染病予防法に基づき、同養鶏場の鶏約6万8千羽の殺処分や消毒を開始するとともに、半径10キロ圏内で鶏や卵の圏外搬出を制限した。県内の鳥インフルエンザの発生は2011年3月の千葉市若葉区以来、6年ぶり。

 同養鶏場では21日からの3日間で計118羽の鶏が死んでいるのが見つかった。簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応が出たため県は遺伝子検査を実施。24日午前4時20分に陽性と判明した。

 同養鶏場では同5時から、県や旭市の職員、自衛隊員ら約570人態勢で鶏の殺処分や消毒作業を開始。処分は約24時間かかり、消毒や死骸埋設は27日に終える見込み。

 家畜や餌を運ぶ車を対象にした消毒ポイントも旭市、銚子市、匝瑳市、東庄町の計7カ所に設置。2 ・・・

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