商品券の返礼中止 ふるさと納税 総務省の要請受け 野田市

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 ふるさと納税の返礼品に「不適切」として商品券を贈らないよう県を通じて総務省から要請されたことを受け、野田市は今月末、1万円以上寄付した市民を対象としている同市共通商品券「ノックス」2千円分の贈呈を中止する。市企画調整課は「商業活性化のためだったがやむを得ない」と話す。今後、商品券に代わる野田ならではの返礼品を検討する。

 同課によると、市は2015年10月から、市内小中学校のトイレ洋式化に活用する学校施設整備等基金に1万円以上寄付した市民を対象に、ノックス2千円分と希望する市立小中学校の校歌入りCD1枚を贈ってきた。ノックスは市商業協同組合がもともと発行しており、加盟する市内商店での買い物に使える。

 本年度の同基金への寄付は2月末時点で313件計約1160万円。うち市民の寄付は209件計約870万円で、ノックス贈呈件数は199件だった。

 市は市内の商工業者にノックスの代わりとなる返礼品の提供を依頼中で、4月から新たに追加できる見込みだという。同課は「返礼品を充実させ、ふるさと納税を獲得するとともに市内商工業の活性化に寄与したい」と話す。