酒と祭り愛す「木の精」 なんじゃもん(神崎町) 【ちば ゆるキャラコレクション】

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 全国的なご当地ゆるキャラブームの中、「発酵の里」として町おこしに取り組む県内で一番小さな町の知名度アップを担い、今年3月に華々しくデビューした木の精。町最大級のイベント「酒蔵まつり」で着ぐるみがお披露目されると、見た目のかわいらしさもあって、小さい子どもを中心にじわじわと人気上昇中。

 その名の通りこのキャラ、国の天然記念物でもある大きなクスノキ「なんじゃもんじゃの木」の“分身”。町の北端を流れる利根川を見渡せる小高い丘の上に鎮座する神社の本殿脇にそびえるこのクスは、水戸黄門で知られる水戸藩主の徳川光圀が「あの木は何というもんじゃろうか」と自問自答したとされる伝承でも有名で、町のシンボルとして町民や参拝客らに親しまれている。

 デザインは公募で、都内のイラストレーターの作品が選ばれた。体の半分近くを占める頭部の緑の葉上には町の鳥メジロを乗せ、発酵の里らしくとくりを背負っている。年齢は2千歳で、酒と祭りが好きな恥ずかしがり屋という設定。顔の下部分にあるひげのような、手のようなしめ縄を触ると願いがかなうとされる“縁起キャラ”でも話題だ。