「客減った」3割 パルコ閉店で周辺店舗 千葉商議所調査

  • 6
  • LINEで送る

看板などが取り払われた閉店後の千葉パルコ。周辺店舗の一部では来店客や人通りの減少を実感している=千葉市中央区

 昨年11月に千葉パルコ(千葉市中央区)が閉店した影響で、来店客が「減った」と感じる周辺店舗が約3割に上ることが、千葉商工会議所の調査で分かった。周辺の人通りについても、約6割の店舗が「減った」と回答。一方、パルコを利用していた客が流れ、来店客が増えた店舗もわずかにあった。

 調査は2月1~15日、パルコ周辺の小売り・サービス業の95店舗を対象に実施した。

 結果によると、平日の来店客が「減った」と答えた店舗は29・5%、「増えた」は8・5%、「変化なし」は62・1%。休日が「減った」は37・7%、「増えた」は3・3%、「変化なし」は58・9%だった。

 休日の方が減少傾向にあり、飲食店からは「中央公園でイベントが開催されていれば別だが、土日の集客に影響が出ている」との声も。一方、パルコから客が流れ「昼の来店客が増えた」と感じる飲食店もあった。

 人通りについては、平日が「減った」と感じる店舗が59・6%、「増えた」が2・1%、「変化なし」が38・3%。休日が「減った」は58・0%、「増えた」は1・1%、「変化なし」は40・9%と、平日・休日ともに顕著な減少がみられた。

 店舗からは「若者の人通りが減った」「夕方から午後8時の人通りが激減した」「2月以降は閑散としている」との声が聞かれた。

 同商議所担当者は「想定していたほどにはパルコ閉店の影響はなかったが、三越千葉店の閉店と併せ、これからさらに影響が出てくる可能性はある」と指摘した。