千葉県企業も食品PR 出展最多3282社 メッセで「フーデックス」開幕

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ベーコンやハムを出品したオーガニックスのブース=7日、千葉市美浜区の幕張メッセ
県などの共同ブースにはチーバくんが訪れ、日本酒をPRした=7日、千葉市美浜区の幕張メッセ

 アジア最大級の食品見本市「フーデックス・ジャパン2017」が7日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開幕した。約80の国と地域から、食品・飲料メーカーや商社など過去最多の3282社が出展。千葉県企業も多数参加し、「日本の食文化」や「美容と健康」などをテーマに、バイヤーに自社製品を売り込んだ。10日までの会期中、約7万7千人の来場を見込む。

 県は千葉銀行、木更津市などと共同でブースを開設し、県内22の企業・団体を紹介した。出展団体の一つ、千葉日本酒活性化プロジェクト(茂原市)は、いすみ市の農家が育てた県産米を使い、県内蔵元が醸造した“千産千消”の日本酒を出品。「日本酒をきっかけに、千葉にお客さんを呼び込みたい」(担当者)との狙いで、来場者に試飲を振る舞った。

 一方、個別でブースを構える企業も。オーガニックス(佐倉市)は、成長ホルモンや抗生物質を使わないで育てた豚・牛肉を原料にしたベーコン、ハムなどを紹介。有機農法のためコストは高めだが、食の安全・安心を意識する消費者向けの販売拡大を狙う。

 アビー(流山市)は、独自技術の「セル・アライブ・システム(CAS)」を搭載した冷凍装置を展示。刺身や肉の細胞を極力壊さないで冷凍できるため、鮮度を保ったまま輸送できるのが特長だ。製品は海外で高く評価されているが、今後は国内での販売も拡大し、「地方の食材を世界に輸出するのを助ける」(大和田哲男社長)考えだ。

 大手では、サッポロビールが飲食店向けのビール「エーデルピルス」を出品。試飲を通して、特徴である「華やかな香りと高貴な苦み」を来場者に体験してもらった。日本通運は、鮮度保持輸送やハラール物流など食品関連の新たな輸送サービスを案内した。