千葉ラーメンの達人たち

■プロフィール
山路 力也(やまじ・りきや)
フードジャーナリスト・千葉拉麺通信主宰。著書にラーメンマップ千葉6など多数。千葉市在住。


復活、幻のソース味 麺屋あらき竈の番人(船橋市本町)

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 千葉県内には「竹岡式ラーメン」や「勝浦タンタンメン」などのご当地ラーメンがあるが、戦後、船橋駅前の「花蝶(閉店)」が考案したとされる「船橋ソースラーメン」をご存知だろうか。船橋市内でも出している店が少なく「幻のご当地ラーメン」と呼ばれていた。地元の味を新たな解釈で作り上げようと2012年、船橋市内の人気店が「船橋ソースラーメンプロジェクト」を立ち上げた。「麺屋あらき竈の番人」もプロジェクト結成メンバーだ。

 ご主人の荒木康勝さんは、都内の人気店で経験を積み20代で独立。現在は県内にいくつも店を構えるほどになった。本店では、魚介を加えたパンチのある濃厚な豚骨スープに、もっちりとした自家製麺を合わせた和風テイストが幅広い層に愛されている。今回“幻の味”を復活するにあたって、荒木さんは自身のオリジナルを残した味を模索。数種類のソースを合わせ、魚介風味が広がる新鮮な一杯を完成させた。

 船橋に長年住む、特に年輩の人からは「懐かしい」と喜ばれ、若い世代からは「新しい」と言われるというソース味。プロジェクトでは、5月6日までの期間限定で、船橋市内外の16軒が独自の味で腕を競っている。3月には念願のカップラーメン化も果たした。いずれはレギュラーメニューとして並べたいと気合十分だ。

 【交通】JR線船橋駅、京成線京成船橋駅より徒歩5分。電話047(433)2456

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