充実の展示、感動体験 ジャパンフィッシングショー 【フィッシングリポート】

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 “ディープな魅力、ライブな感動”と題した「ジャパンフィッシングショー2017」(日本釣用品工業会主催、日本釣振興会<以下=日釣振>など後援)が、1月20~22日に横浜市のみなとみらい・パシフィコ横浜で開かれた。

 初日、午後2時からの一般開場に先立ち、オープニングセレモニーが午前9時30分からメーンステージで行われた。主催者の島野容三会長のあいさつに続き、来賓として超党派の国会議員で構成される釣魚議員連盟・副会長の松野頼久衆院議員は「釣りを愛するものは、自然を愛する。もっと釣りをする環境が良くなるよう、祈念しております」と、祝辞を述べた。

 今回、釣りの魅力を広める著名人に贈られる「クール・アングラーズ・アワード」の該当者はいなかった。釣り文化の発展に貢献した人に贈られる「ロイヤルアングラー賞2017」には、日本経済団体連合会の榊原定征会長(73)が選ばれた。

 水産庁ブースでは、いつも情報発信してくれる小林一弘・釣人専門官が出迎えてくれた。HP「遊漁の部屋」を開設しているので、興味のある方はのぞいてみてください。

 日釣振コーナーでは、女性アングラー応援プロジェクト“隼華”メンバーの“くーみん”こと坂地久美さんが、横浜市の幼稚園児に釣りの楽しさを体験してもらっていた。日釣振の活動の一つで環境保全・放流募金の受け付けは、釣り魚家庭料理研究家・石井ちか江さんの呼び掛けで、快く募金する姿も。

 JGFA(ジャパンゲームフィッシュ協会)のブースでは、参加者が結んだ結び目の強度を競う、恒例のノットコンテストを丸橋英三副会長が準備。長年出展している美術魚拓「竜の子会」では皆、足を止めて見入るほどのきれいな魚拓の実演が行われていた。

 千葉市出身で市川市に工房を構える和竿師の竿中(中台泰夫)さんは、江戸和竿協同組合で今年も作品の展示と火入れ、矯め木の実演。

 今回のフィッシングショーの目玉の一つ、釣種エリア内のへら鮒コーナーが大幅に増えて充実。美術品のような竿や浮き、小物の展示は目を見張った。

 旭市からは市営の「長熊釣堀センター」が出展。以前、障害を持つ人の交流や社会参加を支援する団体「和希楽会」の、へら釣り体験教室を取材させてもらったことがある。市商工観光課・観光班の加瀬弓子主査が応対、アピールしていた。

 今年の入場者数は3万8635人、昨年比101%だった。8代目アングラーズアイドルは福井県福井市出身の波木井(はきい)桃子さん(26)が栄冠に輝いた。2018年は1月19~21日に同会場で行われる。(小金井考和)