良型キス、感触に歓声 親子釣り体験教室 【フィッシングリポート】

  • 0
  • LINEで送る

 夏休み恒例の「第17回親子釣り体験教室」(日本釣振興会=以下日釣振=、日本釣りジャーナリスト協議会=以下FJC=共催)はこのほど、本紙ニュース提供店、浦安「吉野屋」の協力で東京湾のシロギスをターゲットに開催された。

 当日未明の天気は、雷雨でドシャ降り。そんな中、心配されたキャンセルもほとんど無く、本県をはじめ関東各地から138人(大人67人、中学生以下の子供71人)の親子太公望が集合した。受け付けは6時30分過ぎから始まり、参加者はライフジャケットを着用し貸し竿などの準備を済ませ、雨を避けるため立体駐車場1階の開会式場で待機。

 開会式のMCはアングラーズアイドル4代目の晴山由梨さんと7代目の橘みずほさん。日釣振の下山秀雄専務理事が開会宣言。水産庁の小林一弘釣人専門官の挨拶に続き、鈴木康友FJC会長が各船のスタッフを紹介。ライフジャケットの説明はスポーツ紙の寺沢卓さんが指導してくれた。

 大船長の吉野眞太朗さんが「釣り場で昼ごろに雷雨があるかもしれませんが、それまで天気は持ちますよ」との心強い判断で、桟橋に移動し8隻の船に分乗する。当方が乗り込んだのは、東京湾の隅々まで知り尽くしている青山隆雄船長操舵(そうだ)の8号船。責任者はスポーツ紙の釣り担当デスクの高田典孝さん。晴山由梨さんもインストラクターとして同乗。

 定刻の8時にもやいが解かれた。航程は45分の木更津沖。船長の計らいで江戸川河口では、東京ディズニーリゾートが見えるところでカメラタイム。思いおもいにスマホを手にした。海上へ出ると以外なほど穏やかな波で、しばしクルージングを楽しんだ。

 アクアライン手前のポイント、通称“盤洲”に到着。仕掛けはオモリ15号、1本バリの胴付き仕掛け。エサはアオイソメ。生きたエサを触れない人には協賛のマルキューから“パワーイソメ”なるワームと滑り止めのパウダーが配られた。

 さあ、釣り開始!水深は8メートル、1投目を船前に落とし込む。当方は左舷ミヨシ(船首)よりの二組をサポート。埼玉県大宮から参加の大木英史さん(67)が早々に20センチの良型キスを取り込んでいる。外房でマダイのテンヤ釣りなど楽しんでいるそうだ。今日は我孫子市に住む、孫の睦くん(9)と参加してくれた。その睦くんにもまるまると太ったキスがきたので、アングラーズアイドルの晴山さんとカメラに収まった。

 うれしそうにキスを釣り上げたのは、東京都板橋区の村林篤美さん。ルアーのニジマス釣りの経験はあるそうだが「船釣りは初めてです“プル、プルッ”とくるキスのアタリは面白いですね」と話してくれた。隣りで娘の実結さん(12)も釣れたので一緒にポーズを取ってもらった。

 船中あちらこちらで歓声が上がる。キスの活性はさほど良い訳ではなく数は延びないものの、ほとんどが20センチ前後の良型だ。開始40分でほぼ全員がキスを釣ることができた。

 釣り開始から1時間半が過ぎたころ空が暗くなり、雷鳴が聞こえるようになった。不安定な天気で間もなく豪雨になる予報。1号の司令船から11時に納竿の連絡があり、予定より1時間早めの沖上がりとなった。

 帰港後の閉会式はお楽しみ抽選会。2代目アングラーズアイドルのそらなさゆりさんと“くーみん”こと釣りモデルの坂地久美さん。さかな芸人ハットリ君がMCを務め盛り上げてくれた。

 熱中症や船酔いもなく、無事終了できた今回の「釣り体験教室」は、夏休みの思い出の一コマとなり大成功だった。

 問い合わせ・予約は浦安「吉野屋」、電話047(351)2544。(小金井考和)