昨年を上回る人気ぶり 2016ジャパンフィッシングショー 【フィッシングリポート】

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 “釣具全開”と題した「ジャパンフィッシングショー2016」(日本釣用品工業会主催、日本釣振興会<以下=日釣振>など後援)は、1月29日から3日間、横浜市のみなとみらい・パシフィコ横浜で開かれた。寒さが厳しい雨模様の初日だったが、会場は釣りファンの熱気に包まれ大いに盛り上がっていた。

 初日、一般開場の午後2時に先立ち、オープニングセレモニーが午前9時30分からメーンステージで行われた。

 主催者の島野容三会長の挨拶に続き、来賓として超党派の国会議員で構成される「釣魚議員連盟」事務局長の今村雅弘衆院議員が「日本の自然と釣り、ものづくりで釣り具は世界一の評価を得ています。さらなる釣り業界の発展に協力は惜しみません」と述べた。続いて政界きってのバサーで知られる「維新の党」代表の松野頼久衆院議員は「バス釣りがダメになるような国にはしません。今村議員と釣りビジョンに出演して、じゃんじゃんバスをリリースするシーンを放送してもらおうと思っています」と述べ会場を沸かせた。

 海上保安庁ブース前を通ると「うみまる」君が出迎えてくれ“海のもしもは118番”とライフジャケット着用をアピール。海図も配布していたので、海の記号を知る事ができた。

 日釣振の幼児向け魚釣りゲームコーナーは、磁石で釣るので安心、若いファミリーに好評だった。全日本釣り団体協議会の「釣りはじめてクン広場」では、公認釣りインストラクターが釣り方を教えてくれる。ニジマス釣りや金魚すくいは大人気で、入場整理券は瞬く間になくなった。

 昨年から始まった「オリジナルグッズ販売会場」は、ここだけしか手に入らない物などがありファンが殺到し行列が出来ていた。

 JGFA(ジャパンゲームフィッシュ協会)のブースでは、参加者が結んだ結び目の強度を測る、恒例のノットコンテストが行われていた。

 長年出展している美術魚拓「竜の子会」の区画では、美しい仕上がりに皆、足を止め見入っている。

 伝統工芸コーナーの江戸和竿協同組合で実演するのは、千葉市出身で市川市に工房を構える“竿中”こと中台泰夫さん。竿を真っ直ぐにする、火入れと矯め木の実演をしてくれた。

 日釣振千葉県支部役員の加瀬一彦さんは経営するカハラジャパンブースで、新商品展示のほか、千葉県商工労働部観光企画課の発行した「ちば釣りガイド」をアピール。

 本紙連載「養老川名人紀行」で、キャンプ(4)とカヤック(5)の2回お世話になった“海谷一郎名人”は、カヤックフィッシングコーナーの「サウスウインド」でお手伝い。御礼の挨拶をして取材担当した藤代かおる記者とカメラに収まった。

 今回、目玉のひとつである釣りの魅力を広める著名人に贈られる「クール・アングラーズ・アワード2016」はタレントのローラさん(25)が選ばれ、授賞式が行われた。「大好きな釣りで、こんな受賞ができるとは思ってなかった」と大喜びのローラさんは、「違う世界に行った感じがして楽しい。釣りって楽しいということをいっぱい知ってほしい!魚はグロテスクかもしれないけれど、生きてるんだと思えばいい感じだと思う」と釣りの魅力をアピールした。

 今年の入場者数は3万8121人、昨年より約3500人増え対前年比110%だった。7代目アングラーズアイドルは兵庫県出身の橘みづほさん(21)がグランプリに輝いた。2017年は1月20~22日に同会場で行われる。(小金井考和)