夕まずめ、初心者が奮闘 飯岡沖のマダイ

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やっと釣りました。だれのが一番大きいかな…

 数年前に本県の大原港で考案された「ひとつテンヤ式」のマダイ釣り。リールシャクリマダイの中オモリを外し、5号から8号のテンヤに冷凍のサルエビを付け、ライトタックルで攻めるとあって、いま大ブレイクしている。飯岡沖でも昨年から始まり、今年、本格的に各船宿が攻めだし、「小中型が多いが、キロオーバーも顔を出す」とファンの注目を浴びている。当方の未経験の「ひとつテンヤ」に釣友3人を誘って、同港「優光丸」から午後船でチャレンジした。

 この日は、さわやかな秋晴れ。当方は夏の名残、最後の陽光を浴びようと短パン、Tシャツの軽装。このいでたちが暗転してしまうのである。

 昼すぎに船宿に到着。おそばをごちそうになっていると、午前船のヒラメ担当、伊藤和一郎船長が揚がってきた。あいさつし、まずは貸しザオを注文。そして、「船長、ひとつテンヤは全員が初めて。釣り方を教えて」と頭を下げた。

 「午前船は上で20匹。2キロ級も出た。水深は20メートルぐらいの浅場。テンヤは5号。着底が分からなかったら8号を使え。エサの付け方はエビの尾羽を切り、親バリを刺して腹側に抜く。孫バリは頭の部分に刺す。釣り方はいたってシンプル。食いダナは底が中心。タイは落ちてくるエサに興味を示すので、サオ先を立ててゆっくりフォールさせてもいい。合わせは瞬時。『コッツ』と来たら大きく合わせろ。5、6匹は釣りなさい」。船長のレクチャーにうなずくケンさん軍団。

 定刻に船のもやいが解かれ、高弥若船長の操舵で航程20分ほどの真沖を目指す。座は左舷に4人が並ぶ。湾口を出ると、波立ってきた。海には白いウサギがはね、潮も速い。日差しも陰りだし、肌寒くなってきた。おまけに波のしぶきをかぶり、4人ともキャビンに避難した。

 ポイントに到着。若船長のアナウンスで未知への挑戦となった。エビをテンヤに付け、船前に投入。水深22メートルというのに、ミチイトが50メートルも出てしまう。潮が思った以上に速いのだ。仕掛けが横に流され、トモ寄りの当方とミヨシの友が、あっという間のオマツリ騒ぎ。「これでは釣りにならない」

 仕方なく8号テンヤにチェンジ。ようやく仕掛けの着底が分かった。

今週の見出し

ヒラメ絶好釣 川前大根
片貝沖、狙えるハナダイ
観音崎沖 タチウオ上昇
太東沖・一宮沖 フグ好発進