長浦沖の夜アナゴ

  • 0
  • LINEで送る

 東京湾・長浦沖で初夏の風物詩、江戸前の夜アナゴ釣りがベストシーズンを迎えた。28センチから45センチが、いい人で30匹前後。船前で小突きを繰り返すと「コツ」とか「ゴツゴツ」の当たり。素早くサオを立て、頭上まで大きく合わせる。スピーディーに巻き上げれば、おいしそうな良型アナゴが、「こんばんは」とあいさつしてくる。涼風に吹かれ、釣趣、食趣とも満点のアナゴを攻略してみてはいかが。

 「今季の魚彩の濃さは半端ではない。ここ数年でワキ具合は一番。35センチオーバーの良型が数交じる。1週間ほど前、トップ40匹台の好釣果もあった。釣ったアナゴは船長がさばいてくれるので、帰宅してすぐ食せます。“納涼船気分”で江戸前の夜釣りを楽しんでください」と、浦安「吉野屋」の吉野愼太朗店主。

 夜アナゴのポイント、浦安から航程45分余りの長浦沖。水深は15メートルと浅く釣りやすい。夕暮れに出航し、まずは納涼船体験。そして、日没からエサ取り上手な難敵とのアタック開始となる。

 使用ロッドは、1・2メートル前後、オモリ負荷15号程度の先調子ザオ。キスザオでも代用できるが、やはり専用ザオがいい。

 オモリはシンプルなつり鐘25号。ハリは丸セイゴ12~13号かウナギバリ11~12号で1本バリがおすすめ。集魚のビーズや発光グッズは、釣り人の好みで使用。

 リールはPE1号を巻いた小型両軸。ミチイトの糸絡みを防ぐため、フロロカーボ系4~5号の先イト1・5メートルが必要だ。

 エサはアオイソメ。数釣りするには、このエサの付け方が大切。アナゴはイソメのにおいに寄ってくるので、3匹をハリに縫い刺しにする。垂らしは2、3センチ。2、3匹の房掛けでもよく、エサを大きく見せ、アピールさせることだ。

 釣り方の“小突き”も必釣の条件。船前ではこのテクニックなしには難敵を攻略できない。小突きはオモリをドスン、ドスンさせるのではなく、オモリが寝たり、起きたりする程度に、イトを張っては戻す、この繰り返し。テンポは1秒間に2回。10回ぐらい小突いたらキキ上げ。違和感や「ゴツ、ゴツ」の反応があれば、頭上まで大きく合わせ、硬い口にしっかりとハリ掛かりさせる。

今週の見出し

外川沖で夏ビラメ発進
飯岡沖でヤリイカ好乗り
片貝沖、狙えるアコウ
長浦沖で狙える良型アナゴ