体温でつながる

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 今日まで、私は友人に恵まれてきた。どなたも年期の入った友人方である。

 市原市海保の霜崎博之さんとは、市立海浜中学校の講演依頼を受けて知り合った。霜崎さんは同校のPTA会長だった。

 彼は市原市役所員でもあり、担当する幼・保育園の父母会にもせっせと私を招き、一時、五井公民館の館長として出向した際も、何かと声をかけてくれていたが、やがて役所に戻り、役付きとなり、さらに定年を迎えることになる。その前後から、話題の中心が愛妻の典子さんに定まり、例えば霜崎さんの車に乗せてもらうと、すぐにCDがセットされ、シンガーソングライター霜崎典子さんの出番となり、車中コンサートとなる。

 霜崎典子さんは、市原市のマスコット的ミュージシャンといえる。弱者には前進するエネルギーを、強者には思いやりの心をプレゼントし、清澄な歌声(ソプラノ)と、ぬくもりのあるトークで、親戚みたいなファンが日々ふえる。

 自前のCD『心の詩(うた)』(1千円)も好調だが、このタイトルには、サブタイトル『復興を願って起き上がり小法師』が添えられていて、福島県出身の典子さんの祈りが聞こえてくる。郷土にはお母上も健在だと聞く。

 そんな事情もあり、CDは、市原から福島へまたがってヒット中だという。

 ご当人のソプラノを生かすメロディーも、また親近感のある歌詞もよし。......