忙人寸語

忙人寸語(2017年2月22日)

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 ミュージシャンのデビュー当時はリーゼント、サングラスにツナギというスタイル。俳優としては映画「TATTOO<刺青>あり」(高橋伴明監督)で銀行強盗犯役を熱演。宇崎竜童さんといえば、強面(こわもて)のイメージがあるが、猫好きという意外な一面もある

▼本紙連載中のコラム「猫ニャーとっても敵(かな)わない」には、作詞家で妻の阿木燿子さんとともに、宇崎家での猫たちを巡る楽しくも、時に切ない思い出が描かれている

▼宇崎家の家族となった猫たちは、由緒正しい血統書付きではない。道端に捨てられていたところを夫妻に保護された猫。ある日ふらりと庭先にやって来て、いつのまにか住み着いてしまった猫もいる

▼わが家では現在、住居の事情で猫を飼うことができないので、宇崎さんのコラムを読むことで猫たちとの生活を疑似体験させてもらっている

▼ただ、生き物を飼うのは、楽しいことばかりではない。9日付のコラムでは、野良だった2匹との別れが書かれていた。子どもの頃、飼っていた愛猫の最期をみとった時のことを思い出し、ホロリとさせられた

▼2015年度に全国の保健所などに引き取られた犬猫は約13万7千匹で、約9万3千匹が殺処分された。この中には無責任な飼い主のために捨てられ、野良になった犬猫も多いと聞く。縁あって家族となったペットとは、どうか末永く付き合ってほしい。